2012年6月11日月曜日

VESPA50Sの苦悩(大作)

ちゃちゃっと終わらせるはずの50S

新品ワイヤーの滞り無く取り付けましたがシフトチェンジが出来ません。
オーナー曰く多分ワイヤーが切れているとの事でしたがワイヤーは切れていませんでした。
良ーく見るとシフトのシャフトが空回りしているみたいです。
ここら辺で暗雲が立ちこめます。









オーナーに電話すると「バカヤロー!!それを直すのがテメーの仕事だろー!」と暖かいお言葉。
さすが旧車に理解のある素晴らしいお客様だと心の中で思いましたが「こっちだって予定あんだよ!オメーのベスパなんかやってる時間なんかねーよ!アホー!アホー!」と口に出して言ってしまいました。

口喧嘩しててもミッションは直らないのでエンジンを降ろしました。




ピストンにちょっとガリ傷が入ってます。
ここは腰上部なんでオーナーの今後の課題として今回は修正ですませます。










原因のシフトロッドです。
ここの圧入部分がゆるくなってました。
こんな部品ですがエンジンを全バラしないと外せません。









こんなしょぼいエンジンなのにパーツを並べると結構な量です。

走行距離も少ないのでシール、ガスケットの交換と最低限の部品交換で済みそうです。








VESPAはエンジンを降ろすとタイヤも一緒に外れてしまうので降ろしてしまったら移動出来ません。

非常に困ります。

6 件のコメント:

  1. 大家さんも神様です。

    追い出されそうで冷や汗かいてます・・・

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  2. うちもそうです。この間アロエの鉢植えもらいました。

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  3. バカヤロ―!
    50Sじゃ無くて100Sだい!

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  4. 傷にはアロエですもんね!

    注)皮の裏の部分が一番効きます!

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