油圧プレス其の2

右付いていたシール。
ほんとはゴムなのにかちかち
これじゃあ油圧なんか掛かる訳無い

左今回交換するシール
外径は合ってるが内径は合ってない
でもこれしか入手出来ないんでシリンダーに追加工してこのシールを使う事にします。
もう後戻りはできません

まずシールの内径が違うからカラーを製作してみる

実は油圧を少しでも逃がさないためにロッドに対して内径をマイナスで作ってあります。

結構細かい所にこだわります。

カラーをヤキバメしてサークリップの溝も掘った。

これで直るはず。

組み込んで油圧をかけてみると7トンくらいしか油圧が上がらない

15トンプレスなんで全く納得いきません

でもよく見ると

ヤゲン台のかわりに使っていたジャッキが曲がっていました。

そのあと13トンまで圧をかけてみましたがそれ以上は怖くて無理です。

とりあえずこれで完成です。

やっぱり作業台が上下に動いたりポンチが微調整できたり
古くても国産品の使い勝手は最高です。
関係ないけど機械物の内側にベンガラ塗ってあるとテンションあがるよね？
俺だけ？

初仕事はつぶれたジャッキを直しました。