水冷トライアンフの修理

水冷のトラは初めてです。
ワンウェイクラッチの交換作業です。
初期のこのエンジンでは珍しく無いトラブルみたいです。

ぱっと見ワンウェイクラッチまでアクセスするのにクランクケースまで分解は必須です。
当然エンジン脱着です。重そうです。嫌だなーと思ってオーナーにその事を伝えると札束で頬を引っ叩かれました。
お金は大好きなんで作業始めました。

外装やら少しでも軽くする為クラッチとか外して

エンジン降りましたー
腰砕けましたー

これが今回交換するパーツです。
約6万円です。
スプラインシャフトが両端で固定する仕様から貫通するタイプに変更されてます。
ダメな方のクラッチは手で回ってしまいます。

たかだかワンウェイクラッチの交換でここまでばらさないといけないというのは設計に問題ありではないでしょうか？
後期モデルでは対策されているようです。

そのあとシカトしてたオーバフロー気味のキャブがやっぱりダメになり再入院しましたが、ただ今絶好調です。
エンジンは重いけど乗ってみるとなかなか面白いバイクです。